大腸がんの病気の進み方・悪化の仕方

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大腸がんの病気の進み方・悪化の仕方

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大腸がん病気の進み方・悪化の仕方について、解説致します!

大腸がんの粘膜の構造 大腸の壁は粘膜粘膜下層固有筋層、そして漿膜(外膜)の4つの層からなっていますが、大腸がんの始まりは、もっとも浅い部分の粘膜から発生します。

その後、進行するにしたがって深く浸潤していき、転移につながりますので、粘膜にとどまっているうちに発見できることが理想的です。

大腸がんの進み方

  大腸粘膜に発生したがんは、ほとんどが良性のポリープの一部ががん化してできたものです。

粘膜下層までにとどまっていれば早期がんですが、その下の固有筋層に達すると進行がんと表現されます。もちろん浅ければ浅いほど根治できる確率は上がります。

1.粘膜からその奥の層へ

最初のうちは粘膜内にあったがんは大きくなるにつれ、大腸の壁のさらに奥へと広がっていきます(浸潤)。

2.転移(リンパ性)

壁の中のみならず、場合によっては離れた場所に転移することもあります。その経路の1つがリンパ管です。大腸の壁の中にもリンパ管は通っていますので、ここにがん細胞が入り込むことがあるのです。

通常はリンパ節という、リンパ管の関所で異物は攻撃されますが、がん細胞の方が勝ってしまうと、リンパ節でさらに増殖して全身に運ばれます。「リンパ行性転移」と呼ばれるものです。

普通は、がんが発生した部分からもっとも近いリンパ節に最初に転移しますので、大腸がんの治療ではがんの病巣とともに、近くのリンパ節も一緒に切除することが一般的です。

3.転移(血管性)

大腸がんは、リンパ管ではなく血管を通して転移する「血行性転移」をすることもあります。大腸の壁の中にある毛細血管を通して、他の部位へ移動するというものです。

大腸から流れる静脈は、次に肝臓に向かうため、肝臓への転移がもっとも多くみられます。次いで皮膚などに広がっていきます。

4.転移(播種性)

その他、おなかの中にバラバラに散乱したように転移する「播種(はしゅ)性転移」というものもあります。

大腸がんは壁を突き進むと、ついには腸管を突き破って腹腔(おなかの中)へ達し、胃や腸をおさめている腹膜の中に散らばります。

そうなるとがんが胃や腸を圧迫し、嘔吐の症状が出たり、おなかに水がたまる「腹水」がみられたりします。

転移が広がれば広がるほど、切除が難しくなります。できるだけ粘膜下層までにとどまっている状態で発見するためにも、定期検診を欠かさないようにすることが大切です。

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