大腸がんの便通異常・排便障害

大腸がんの症状

大腸がんの便通異常・排便障害

大腸がんのガイド

大腸がん便通異常・排便障害について、解説致します!

 大腸は小腸から運ばれた食べ物を肛門へと送る器官ですので、がんの症状としても、便通異常排便障害は大きなポイントとなります。

しかし、もともと下痢や便秘気味の人は見逃しやすいため、「下痢と便秘が長期間続くようであれば受診する」といった習慣をつけることが大切です。

大腸がんの症状としての便通異常

 大腸がんの便通異常としてもっともよくみられるものは、便秘です。

腫瘍によって腸の内腔が狭くなることで、内容物がスムーズに通過できないことから起こります。

その障害をどうにかしようと腸が活発化して、下痢になることもあります。下痢と便秘をくり返す「交代性便通異常」は非常に多くみられる症状ですが、過敏性腸症候群などと間違えられやすい傾向があります。

また、大腸の入り口に近い上行結腸と横行結腸では、腸の内腔が広めであることと、まだ内容物がドロドロの液状であることから、便通異常が起きにくくなります。

出血があっても便が固形化する過程で目立たなくなってしまい、なかなか気づきにくいため注意が必要です。

一方、大腸の終わりに近づく下行結腸とS状結腸では内腔が狭く、また便中の水分がかなり吸収されて固くなっていますので、出血も認めやすいですし便秘や下痢も起こりやすくなります。

その他、1回に排便できる量が少なくなり、日に何度もトイレに立つという「便の細さ」も、大腸がんの症状の1つです。

直腸がんの手術による排便障害も

 大腸がんにおける排便障害では、肛門に近い直腸がんを切除することでも起こり得ます。

従来は直腸がんの中でも、肛門に近いほうに発生した場合は肛門ごと切除し、人工肛門(ストーマ)を活用するのが一般的でした。

しかし最近では医学の進歩によって、肛門近くのがんでもなるべく病巣だけを切除し、肛門は残す「肛門括約筋温存術」が確立されています。

残った直腸とS字結腸をつなぎあわせるのですが、直腸が短くなっているために排便障害が長引きやすく、人によっては1日に何十回もトイレに行くことも珍しくありません。

しかし時間の経過とともに少しずつ慣れていくケースが多く、自分である程度コントロールできるようになっていきます。

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