大腸がんと腸閉塞(イレウス)

大腸がんの症状

大腸がんと腸閉塞(イレウス)

大腸がんのガイド

大腸がん腸閉塞(イレウス)について、解説致します!

 何らかの理由で、摂取した食べ物が小腸や大腸を通過できず、詰まった状態を「腸閉塞」といいます。

腹部が張って痛くなる、先に進めなくなった内容物が逆流して嘔吐する、などの症状が代表的です。

大腸がんにおいても、腫瘍が進行することで腸をふさいでしまい、腸閉塞を引き起こすことがあります。

大腸がんによる腸閉塞

 大腸がんは、粘膜にできたポリープから発生することが大半ですが、徐々に大きくなるにしたがって腸を圧迫するようになると、腸閉塞につながります。

場合によっては腸管に穴があき、腸液が腸の外側(腹腔)に流出することにより、腹膜炎に発展することもありますので注意が必要です。

小腸から運ばれてきた食べ物が、がんによって塞がれた腸を通り抜けられず、それ以上まったく先に進めなくなることがあります。

そうなるとおなかが張って痛くなり、行き場を失った内容物が口から出ようと逆流して吐き気をもよおします。

特に高齢者では、大腸がんによる腸閉塞が多いといわれています

ただし高齢女性の場合、「大腿ヘルニア」という脱腸の一種から起こる場合もありますし、腸自体がねじれる「腸ねん転」から起こる腸閉塞もあります。

いずれにしても早急な治療が大切ですので、急激な腹痛や吐き気のあった場合はすみやかに受診しましょう。

開腹手術後に起こる腸閉塞

 腸閉塞の原因として非常に多いのが、開腹手術による後遺症です。開腹手術を行うと、腸管が癒着することで腸閉塞になりやすいのです。

場合によっては、再び開腹して手術をしなければいけないこともありますので、手術後の腸閉塞対策は、QOLの観点からも重要なものとなっています。

また、手術直後ではなく、手術から数年が経過してから腸閉塞が起こる人もいます。

大腸がんの手術も、開腹した場合はもちろん例外ではありません。癒着を防止するための薬やシートが使われるのが一般的ですが、不幸にも閉塞が起こってしまった際には、すぐに対処することが大切です。

現在では「再手術を行うのは癒着のリスクをまた上げるだけ」という考え方が一般的なため、ねじれた腸閉塞でなければ絶食をし、詰まった内容物をくみ上げるなどの治療法が行われます。

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