大腸がん特有の血便

大腸がんの症状

 大腸がんでは血便が代表的な初期症状ですが、痔を患っている人にとっては区別のつきにくいものです。

大腸がんによる血便の特徴をいくつかご紹介致しますので、セルフチェックに役立ててみてくださいm(_ _)m

結腸がんの血便の特徴

 小腸をぐるりと取り囲むように配置された結腸の中でも、入り口側、つまり小腸とつながっている部分に近い上行結腸横行結腸では、がんによる出血が発見されにくい傾向があります。

小腸から運ばれてきた食べ物はまだドロドロしており、ここから順に結腸を進んで水分を吸収させながら固形化していきます。上行結腸や横行結腸ではまだ内容物が水分が多く緩いため、出血があっても便に混ざってしまうのです。

そして時間をかけて下行結腸、S字結腸、直腸、肛門と進んでいきますので、排便されたころにはすっかり血らしきものはなくなっています。しかし血液が混ざっていることで、全体的に黒っぽい便になることがあります。

排便したものをチェックすることはあまりないかもしれませんが、大腸がんの早期発見のためには非常に重要なポイントです。

もしも数日にわたって黒い便がみられた場合は、念のため大腸がんの検査を受けましょう。

S字結腸がんと直腸がんの血便の特徴

 肛門に近いS字結腸や直腸は、日本人の大腸がんがもっとも多く発生する部位です。ここで起きたがんは血便が発見されやすいという特徴があります。

既に便は固形化しているため血が混ざることなく、便の周りに血がつくようになります。便の表面にこびりついたような血の塊がみられる場合は、大腸がんの可能性を疑ってみましょう。

また血の色にも注目してみてください!

痔ではイボ痔であっても切れ痔であっても、真っ赤な鮮血が多いものです。一方、大腸がんによる出血では奥のほうから来ているため、真っ赤というより黒っぽい血になっています。

血の性質も、痔ではポタポタと滴り落ちることがほとんどですが、大腸がんの場合はべっとりして広がりが少ないのが特徴です。

ただしこれらはあくまで目安であり、中には鮮血がみられる場合もありますし、がんがあっても肉眼では出血を一切確認できないこともあります。

専門の検査なら目視できない血も検出できますので、ぜひ年に1回は検査を受けるようにしましょう!

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