大腸がんのステージ(病期)

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大腸がんステージ(病期)について、解説致します!

 大腸がんのステージ分類は複数ありますが、いずれも「がんの浸潤の度合い・リンパ節転移の有無・遠隔転移の有無」の3つが基本となっています。

国際的には、他のがんと同様「TNM分類」が主流となっていますが、日本では「大腸癌取り扱い規約」による分類が広く用いられています。

大腸がんの「TNM分類」による病期

 TNM分類も「大腸癌取扱い規約」の分類も、がんの浸潤具合とリンパ節転移、遠隔転移の3つが基準となる点は同じです。

TNM分類の場合、以下のように分類されています。

1.腸壁への深達度(T)
Tis…がんが粘膜内にあって浸潤していない
T1…腫瘍はあるが、浸潤は最小限にとどまっている
T2…粘膜下組織にまで浸潤している
T3…筋固有層にまで浸潤している

2.リンパ節転移(N)
N0…リンパ節に浸潤していない
N1…1〜3つのリンパ節に転移している
N2…4つ以上のリンパ節に転移している

3.遠隔転移(M)
M0…転移していない
M1…転移している

上記3つを合わせ、病期は以下のように分けられます。

病期 組み合わせ
0期 Tis+N0+M0
T期 T1・T2+N0+M0
UA期 T3+N0+M0
UB期 T4+N0+M0
VA期 T1・T2+N1+M0
VB期 T3・T4+N1+M0
VC期 いずれかのT+N2+M0
W期 いずれかのT+いずれかのN+M1

5年生存率でいうと、直腸がん・結腸がんともにT期ではほぼ100パーセント近くなっています。

それ以降もゆるやかに下降していきますが、W期ではガクンと下がり、結腸がん・直腸がんともに20パーセントを切っています。

大腸がんも、早めのステージで発見することが大変重要です。

大腸がんの「取扱い規約」による分類

 日本で主流となっている分類では、さらに項目が細分化しています。

がんの見た目で分けたものや、壁深達度、リンパ節転移のほか、遠隔転移は肝転移それ以外に分かれています。

たとえばTNM分類のTにあたる壁深達度も、「漿膜を有する部位」と「有さない部位(下部直腸)」で分けられており、組み合わせとしては何パターンも考えられることになります。

しかしいずれの分類も、がんの広がり方によって病期が決まるのは同じです。

大腸がんは進行がゆっくりのがんですので、年に1度の定期検診を受けることで、T期やU期の初期に発見できる可能性が高くなります。

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