大腸がんのCTコロノグラフィ

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大腸がんのCTコロノグラフィ

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大腸がんCTコロノグラフィについて、解説致します!

 CTコロノグラフィとは、CT撮影で得た情報をコンピュータで画像処理し、3D画像を構築する技術です。「3D−CT検査」「仮想大腸内視鏡検査」とも呼ばれます。

バリウムや内視鏡カメラを挿入しないことから、患者さんの抵抗感が少ないというメリットがあります。また大腸全体を輪切りにして撮影できるため、粘膜下の病変や、大腸以外の臓器の状態も調べることが可能です。

CTコロノグラフィのメリット

 検査自体は通常のCTと同じですが、撮影した画像をコンピュータによってデータ処理し、立体化できるのがCTコロノグラフィです。

本来は大腸がんの手術前に、がんの浸潤や転移の様子を調べるために活用されていました。

大腸の内腔が狭くなっていたり、癒着したりしていて内視鏡を使えない患者さんの検査としても役立てられています。

バリウムを大腸に注入する注腸造影検査や、カメラを挿入する内視鏡検査と異なり、短時間で体に負担をかけずに検査できることから、高齢者にも安全に用いることができます。

さらに肝臓や膵臓、卵巣など大腸以外の臓器も調べられますので、さまざまな病変を確認することが可能です。

CTコロノグラフィの検査方法

 腸をきれいにして撮影するため、前日から検査食や下剤などを用いて準備を行います。

検査では肛門から細い管を入れて炭酸ガスを注入し、マルチスライスCTという装置で撮影。仰向けとうつ伏せで撮影し、10分ほどで終了します。

そのデータをもとにコンピュータ処理すると、まるで内視鏡で撮影したかのような画像(仮想大腸内視鏡像)を構築することができます。

がんやポリープはもちろん、進行がんの広がり具合や他臓器への転移の状況についてもチェックできます。

ただし平らながんやごく小さながんは発見が難しいのがデメリットです。また組織を採取することはできないため、確実な診断をつけるためには内視鏡検査がもっとも望ましいとされています。

大腸がんの患者数は年々増加していますが、検査が主に肛門から何かを挿入するものですので、抵抗感から検診を受ける人が少ないのが現状です。

早期発見できれば完治できる可能性の高いがんですので、少しでも気軽に受けられるよう、CTコロノグラフィは検診受診率アップにも貢献が期待されています。

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